【短】SKIP!!
◆OMAKE 1/4㌻◆




「「「キャ―――ッッ!!!!」」」



会場内に響くものすごい声援。



「亜澄すげぇ・・・。」


「あったりまえでしょッ!!
 亜澄は高校生でナンバー1の実力よ?!」


「杏子、すっげー熱入ってる。」



さっきから亜澄はコートの中で



キラキラの笑顔を見せている。



今、亜澄のバレーの試合を観戦中。



練習試合とかじゃなくて公式戦。



なかなか客席は埋まっている。



他にも2試合ほどやってるんだけど



ほぼ視線は俺等と同じ方向。



しかも結構『FIGHT!亜澄!』とか



応援カードみたいのを掲げている。



男がそれを掲げていると気に入らない。



亜澄は俺のだっつーのッッ!!



黒生地に「SEIKAI」と「TOUDOU」と「1」。



白い字でくっきりと印刷されている。



とても亜澄に似合うユニフォームだ。



あッ、また亜澄が点を決めた。



バレーをしてる時の亜澄はカッコイイ。



そんなカッコよくて、カワイイ亜澄が



彼女なんて未だに信じられない。


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