【短】SKIP!!
◆OMAKE 2/4㌻◆



「終わってるし!」


空想にひたっている間に、



いつのまにかストレート勝利をしていた。



亜澄がこっちを向いた。



「杏子ーッ、藍くーん、あと透哉ー。」



今、あとって言わなかったか?



まぁいいや。気にしない気にしない。







『じゃ、帰るー♪これからデートなの♪』



そう言って杏子と藍は俺1人残して帰った。



体育館前で俺1人孤独に待っている。



「おつかれー。」

「じゃあねー。」



女の声がしたので出口の方をチラッと見た。



「あっ、あの人ー!!」



1人の女が寄って来た。



「…ハードルで1位の黒澤サンですよね?」


「・・・はぁ、まぁ・・・。」



亜澄以外の女に興味はないんだが。



「あっ、握手してくだしゃいッ!!」



この子、噛んだよ・・・おもしれぇ。



「いいよ。」



そう言って差し出した手。



そういえば・・・。



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