+悪魔の咎め+









何度も何度も掛け直す

そのコール音が私を焦らせる



────お父さん、どうして?





「…おい。」



ふいに肩を掴まれた。



「…出ないよっ、」


「…ああ。」


「こんなに…掛けてるのに…出ないっ、」


「ああ…。」




病院に連絡しても来てる様子はない

お父さんは顔を出さない。






「どうしてっ…?」


「…何か、あったのかもしれない。」


「何か?」


「お前の周りから被害が起こっている…だったら母親だけではなく、もしかしたら…」


「だったら連絡ぐらい来るわ!!!」



怒鳴り声をあげてしまった。







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