+悪魔の咎め+





「まて───」


「……。」


首の後ろをさすりながら彼は口を開く




「…お前は俺を何故疑わず、攻ることを、しなかった。」


少しもごもごと

いつもの彼らしくない。


もしかして…心配してた…?







「──最初は…思ったけど、すぐに消えたよ。」



「…何故だ?」


「だって…あなた、私を守ってくれるんでしょ?」





俺はお前を死なせない。

私は彼にしか頼ることができない

信じよう、彼のことを。





「そうか…。」


そっぽを向き表情は見えなかった

ただ耳だけが真っ赤だ。





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