こっち向けよ
動揺のせいで、爆発した。
「ちょっと!!きゃーーーーー!!」
胃がスッキリしたと同時に充満する胃液の臭いと腹部の圧迫。
「汚い!!!ちょっと!紘見!」
紘見と呼ばれて駆けつけたのは、黒いスーツを纏った男。
俺を背後から襲った奴だろう。
「すぐに片付けます。」
長身の、黒髪を後ろに流した男は俺と似たものを感じ、時任のとこの執事だと推測できた。
ソイツは俺が寝ているにも関わらず、難無く下シーツを剥がして丸め、宣言通りにすぐに片付けた。