未タイトル
「愛華ちゃんも一緒でいい?」


大樹が一緒に食べる気満々で彼女を連れ、こちらにやって来る


え゙……



「大樹…」




あんた…なんてこと言ってんの…



「あ…ダメ?」



「いや~俺は構わないよ」



愛華ちゃんがいるからか、良い人ぶる誠に鉄拳を食らわしてから


「いって~…」



「いやいやいや…愛華ちゃんが可哀想でしょ」



「?何が?」



全く何を言ってるのか分からないとでもいう表情の大樹



…あんたの後ろで彼女が困ってんだよ



「彼女は二人で食べたいに決まってるでしょ」



も~…

まだ失恋の傷が癒えないというのに…こんなこと言わせんな!アホ!!



「あっ…私は全然構わないですよ!人がたくさんの方が美味しいですし!」



愛華ちゃんは困っていた表情からにこやかな表情に変わる



優しいな~…愛華ちゃん…



大樹はこういう人が良いのか~







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