未タイトル
「愛華ちゃんもこう言ってることだし!ね!!」



懇願の意を込めて私を見てくる大樹



何で私に決定権を求めるのよ…


隣にいる佳奈を見ると笑顔が引きつっている


ある意味呆れてんのか…



はぁ…

個人的に言っても一緒はキツイけど…


ここで否定するのもな~



「なら…いいけど…」



認めてしまった…




「じゃ~ここに座って」



「ありがとう」



いつになく紳士な大樹


「いちゃつくなバカ!」


大樹の座っている椅子を蹴る


うぅ~…

見てられないんですけど…




「愛華ちゃんは大樹のどこを好きになったの?」


誠がにこやかに聞く






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