恋愛のやり直し方
手渡した生ジュースは友田に作ったものよりも甘めに蜂蜜をたっぷり入れた。




「うーーーまい!綾さん、これから俺が来たらこれ作ってよ」


「い、いいよ」



「ありがとう。やっぱり、綾さんぜったいいい奥さんになるよ。こんなトコで働いてるのもったいない。俺と結婚してよ」


「はっ?」




手際良く自分の使ったコップを洗いながら「結婚してよ」って言うのが冗談だってことくらい分かるんだけど……




いつの間にか回されたこの腰の手はなんだろう?




「ちょ、ちょっと!コレは冗談で済まされない」



慌てて逃れようと腕を突っ張ってみる。



「冗談じゃないって言ったらどうする?」



「あのねぇ!」




反応を見て楽しんでいるんだってことは分かった。
それに余計腹が立つ。

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