恋愛のやり直し方
「よし。これで何とか見れるよね」



「綾さんスゴイっ!こんな短時間で良くできましたね」


「竜君!いつの間に帰ってきてたの?」



「さっきです。家に着替え取りに言ってたんです。しばらくここに泊りますから」



「えっ?そうなの?」





ボスンと大きめなボストンバックを床に置いた。


「まぁ、社に戻ることもありますけど、基本寝泊まりはここでします」



「ふーん、編集者さんて大変なんだね」



「あ、普通はこんな事しませんよ。俺だけです」




「そ、そうなの?」



「はい。俺、センセーの書いてるとこ最高にカッコイイと思うんですよ。綾さんもこれから見たら惚れちゃいますよ?
で、上がった原稿誰よりも先に読めるじゃないですか。だからいつ上がってもいいようになるべくココで待ってるんです」



すごく嬉しそうに話す竜君。
ホントに本が好きなんだなぁ。

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