恋愛のやり直し方
「竜君が頼まれた資料って、どんな内容だった?」



「うーん。結構ありましたよ。あ、メール貰ってるからそれ見れば分かりますよ」




竜君が携帯から友田のメールを出す。





「ふーん。じゃあ、この項目ごとに資料をまとめればいいのよ」



「なるほどぉ。じゃあ、お願いしますね。俺、ちょっと出てきます」



「はっ?」




逃げられた。

あっさり私を残して出て行く竜君の背中をキッと睨みつけても効果なし。
すぐにバタンとドアの閉まる音がした。




「はぁー、やりますか」


竜君が置いていったメールのリストを参考に紙束の整理にかかる。





それにしても、小説を書くのにこんな下準備が必要だとは思わなかった。
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