恋愛のやり直し方
「えっ?いや、別に………だ、だけど誰が見たって心配になるよ…ね?そうでしょ?」


「今まであの姿見たのって、編集者以外は無いんじゃないですか?

執筆中は家政婦さんも休ませてましたし……俺ら編集者は、原稿が貰える訳だから別に……ね?」



なんとなく居心地の悪い顔をした竜くん。




「………そうなんだ……」







原稿を書く友田とそれを待つ編集者の関係は、持ちつ持たれつ…ギブアンドテイク。その関係に重要なのは『原稿』


それが悪いって訳じゃない。



だって、友田だってそれが分かっていい思いもしてるんだろうから。




でも…



だから、その関係に部外者の私が、彼の体を心配するべきなんじゃないかと思った。


「竜くん。ちょっと買い物行ってくるね。やっぱり、コレじゃ私がいる意味ないもん」



「綾さんーー」


竜くんの言葉を最後まで聞かず、家を出ていた。
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