恋愛のやり直し方
いつの間にか着いていた店の中に入った。


ヒンヤリと冷えた空気が、弱ったからだを一気に甦らせた。



カートを引きなから店内を歩く。




カタンとカートの下にもうひとつカゴを入れた立花さんは、私の手からカートを奪う。



「なんか、新婚みたいでいいねぇ」



「アハハハハ…立花さん意外と形から入るタイプですね」



「人間なんてそんなもんでしょ?最初は形から入って、段々中身が追い付いてくる」




「そんなもんですかね……」




あてもなく店内をブラブラする。
隣の立花さんは、そんな私にピッタリと着いてきてくれる。




「立花さんは、食欲が無いとき何を食べますか?」


「俺?食欲出るまで食べない」



「……………そうですか…」



全く立花さんらしい。




その時ふっと、店内に貼られたポップに目が行く




『暑い夏は冷たいスープで乗り切ろう』

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