恋愛のやり直し方
「ありがとう。じゃあ、ちょっと待ってて今用意するから」



そう言って書斎に入っていった。





「綾さん!今日はボーナスかもしれませんよ?」


「え?どうして、そんなに面倒な用事なの?」




「それは無いです。きっと楽しめますよ。俺も楽しみになってきました」



「えっ?竜くんも関係してるの?」




「うーん、直接は関係ないですけどね」




何か意味深に話す竜くん。

あれ?引き受けたの間違いだったかな?と、少し後悔し始めたところで、友田がメモ用紙を持って戻ってきた。







「森嶋さん、悪いんだけどこれからココに行ってもらえる?そこに斎藤って男がいるからその人に後の指示は従って」



「あ、はい」



手渡されたメモは、ここから電車で3駅のターミナル駅だった。



「終わったら迎えに行くから電話して?」



「あ、はい」




「さ、綾さん時間無いですよ。早く行きましょう。そこまで俺も一緒に行きますから」




ポンポンと背中を押されて急かされる。




「あ……うん、じゃあ、先生行ってきます」



「うん。楽しんで」



「……?」







何も分からず竜くんと家を出た。
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