恋愛のやり直し方
「嫌だぁ。友田ちゃんに何も聞いてないのぉ?」


「はい……ここに行けとだけ」


「あら!嫌だ。じゃあ、アタシからも何も言えないわ。だけど、ヒントをあげる。

綾ちゃんがシンデレラで、アタシが優しい魔法使いってトコね」




「シンデレラですか……」





ヒントを貰っても全然分からないし、斉藤さんのニヤけた顔を見ていると、もう嫌な予感しかしない。





「さぁさぁ、時間がないわよ。とりあえず、そこに入って」


斉藤さんの指差す先は、カーテンで仕切られた鏡張りの部屋。


「とりあえず、何着か用意してあるから着てみて」



「はいはい」と背中を押されて中に入る。


壁に数着ワンピースがさがっている。


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