恋愛のやり直し方
どれも見るからに高そうなその服たち。
床にはそれぞれ服にコーディネートされた靴も置いてある。




「斎藤さん……どれを着ればいいんですか?」




「そうねぇ。これとこれは外していいわ。綾ちゃんちょっと貧弱だから胸を強調したデザインは避けた方がいいわね……うーん。これもーー」



斎藤さんは、テキパキと選別していく。







「それから、これとこれは着てちょうだい。うーんやっぱり色が白いから寒色系かなぁ」




斎藤さんが思案すること数分、私の前には数十着のドレスと靴が並んでいた。





「……こ、コレ全部着るんですか?」



「そうよ。だから時間が無いの。早く着替えてちょうだい。あ、手伝いの人入れるからね」





「え……」




ピシャッと閉められたカーテン。
すぐに「失礼します」と店員さんらしき人達が入って来た。





「では、さっそくこちらから」


「えっ?……は、はい」


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