恋愛のやり直し方
鏡に映る私の首元には、大きな一粒石のダイヤが輝いている。








「さて、シンデレラ。早く行かないと遅れるわよ。あ、ちなみに今日の変身アイテムはすべて友田ちゃんからのプレゼントだって。あなた随分有能なアシスタントなの?」



「え?」





驚いて友田の顔を見ると、フッと笑って言った。









「有能過ぎてもったいない」









「…………」






「ちょっと!せっかくのメイクが崩れちゃうでしょ?友田ちゃんも止めなさいよ。こんなトコで泣かすの」




斎藤さんが慌ててコットンで涙を掬う。





「別に泣くことないでしょ」



「だってぇ……私、何もお役に立ててないのに……」




「だから、十分体調管理してもらってるから。それから色んな意味で迷惑料兼ねてね?」






「……ぷっ」




色んな意味での迷惑料は確かに高くつく。





「もう!泣いたり笑ったり忙しい子ね。とりあえず楽しんできてね」

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