恋愛のやり直し方
「綾、これから見に行こう」




「えっ?そんな悪趣味なコトできませんよ」





やっぱり立花さんは根っからのS人間なんだ。
討ち止めた敵を見に行くなんて。




「はぁ?何言ってんの?早く行くよ」





サイドテーブルにあった鍵と携帯、財布をポケットに突っ込むと、オタオタする私の手を掴み歩き始めた








「た、立花さん!」




「綾も気に入ると思うよ」







私が気に入る?






ブンブンと首を振って否定する。





「大丈夫。オマケしてあげるから」







オマケ?






もう、悪い想像しかできない。
引っ張られるまま地下駐車場に着く。




ピピっとキーリモコンの音がしてカチャンとドアロックが上がる。
車音痴の私でも分かる『高級車』




「さぁ、乗って」



助手席のドアを開けて立つ立花さん。
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