恋愛のやり直し方
再びゆっくりとお茶を口に運ぶ立花さん。
その所作だけで、立花さんの品の良さを見せつけられた気がする。




こういう何気ない動作に出る品格は、昨日今日では身につかないと思う。





って、そんなトコに感心してる場合じゃない。






「ちょっと話が見えないんですけど……」





「そう?綾の心配してることは、心配ないよって言ってるだけなんだけど」




ニコッと笑う立花さん。
その顔は、立花さんの本心から出る笑顔じゃない。



絶対私をからかってる!





「立花さん、私をからかうのヤメテください。コーディネーターって何ですか?荷物、どうなっちゃってるんですか?」




勢い余ってテーブルに乗り出してしまった。




「そんな悪趣味なことしないよ?」



シレッと笑顔で返す立花さん。





「もぅ!いい加減にしてください。そんな作った笑顔のどこでそんなコト言うんですか!」
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