恋愛のやり直し方
「竜、いい加減にしなよ。もしそれがマジなんだったら、話の流れでする話じゃないだろ?森嶋さん困らせてるんだったら、それはお前一人も妄想にとどめておけ」



いつになく真剣に話す友田。
それをまた真剣に聞いてる竜くん。






「分かりました。ちょっと早まっちゃいました。綾さんすみません。いずれ仕切り直させてください」




そう言って、荷物を手に持って部屋を出て行く竜くん。







「竜くん……」




「森嶋さん、そのまま帰してやって。いろいろ反省するトコ分かってるはずだから」




パタンとドアが閉まる音がした。
シーンと静まり返る室内。







――気まずい。





とりあえず、キッチンへ向かいコーヒーを入れることにした。
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