恋愛のやり直し方
やかんを火にかけ、インスタントコーヒーを取り出す。



マグカップを取ろうと棚に手を伸ばすと、横からヒョイっと手が伸びて先にマグカップが取られる。




「あ……」



「で?森嶋さんはどうしたの?」





カップを掴もうとした右手を友田に掴まれる。
触れられたところが、ビリっとそこから電気が走ったように熱い





「な、何の事ですか?」



「昨日、何かあったんでしょ?やっぱり一昨日のコト忘れられなかった?」





ホッとした。
てっきり問い詰められるのかと思ったから、友田から原因について話してくれたのは助かった。




友田が心配してるのは、この前のパーティーでの一件を私が忘れられなくなっているんじゃないかと心配しているんだ。



そう勘違いしてくれているなら、その誤解を解けばいいだけ。
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