恋愛のやり直し方
「いいですよ。だって別に祝う程の事じゃないですから」



「祝い?なんの?」





分からないとでも言いたげに首を傾げる。
え?ホントにご飯食べに行きたかっただけなの?



だとしたら、私って随分自惚れが過ぎる。







「な、なんでも無いです。勘違いしてました忘れてください」




「森嶋さんは、事の裏を読み過ぎ。もっと表面だけ見て一喜一憂すればいいのに」



クスリと笑う友田は、たぶん私の勘違いを悟っている。
こういう時、小説家相手ってすごく不利だと思う。







「それは、先生も一緒ですよ。何でもないって言ってるのに真相を付いちゃうんですから」




「アハハ、それもそうだね。でも、俺はそれを仕事にしちゃってるから仕方ないかもね」







「………」
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