恋愛のやり直し方
シュンと項垂れる竜くんが気の毒に思えてきた。




友田は竜くんに会う事はないから……







「綾さん、買い物何してきたんですか?」




「晩御飯の材料。栗が入ってたから栗ご飯にしようと思って」





竜くんの目がキラリと光る。



「食べて帰る?」




「はい!」




竜くんへの後ろめたさから思わず誘ってしまった。
早々帰そうとしていた作戦が早くも崩れた。




友田には後でこそっとメールでもしよう。






頭の中は、早く支度ができるように段取りを組み立てることでいっぱいになった。

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