【完】もう一度、音を愛す。
「只今から結果を発表していきます。」
このコンクールは賞が多い。
名前を呼ばれていくたびに
一喜一憂する舞台上。
嬉しさのあまり
号泣する子なんかもいて。
「では続いて第二位・・・。」
私か、麗華か。
はたまた他のダークホースか。
本人たちだけでなく
客席やマスコミも
固唾をのんで見守っている。
「エントリ№27
宮坂愛音。」
わ、私か・・・。
色んな意味で湧く会場。
トロフィーを前に取りに進む。