【完】もう一度、音を愛す。







「じゃあ、私と亮太君は
 会場にもう少しいるから。」


「俺と希は先帰ってるから
 兄貴とまななんは
 どうするんだ?」


「後から行くから待ってて!」


「ん。」


そういって部屋には私と
幸兄だけになった。




「話したいこと言っていい?」


「いいよ、愛音。」


静かになった部屋。
いつにない緊張感があるけれど
どこか温かい。







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