sound village
『リヒト、スコアは下にある。
ゲーム入るんやったら…
テメェで降りてこい。』
柏木が吐き捨てるように
言い置いて
『ほら、おまえも手伝え。』
「えっ?俺も?」
リヒトに背を向けて
俺の幼馴染みの首を
ロックして歩き出す。
「コラ、か~し~ま~。」
急かされ、ハッとする。
「悪ぃ、すまねぇ。」
慌てて、2人に駆け寄った。
時々 思う事があるーーー
コイツ…俺を守ってくれた?
…ってか、自分が
矢面に立ってくれた?…って。
どう考えたってーーー
この間の“潰し事件”も
そうだけど…
俺達3人の中じゃ
俺が一番嵌めやすく見えるに
違いないんだ。
現に今だってーーーー
俺が最弱だと、弁護士のツレは
アタリをつけていたハズだ。
こう然り気無く…
やられると…
コイツは凄い…としか
言い様が無くなってしまう。