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私の中で、将人は『完璧』なイメージがあった。
いつもどこか余裕があって、人のために行動できて。
……でも将人だって、私と同じ『こども』なんだ。
ポタ、ポタと、ギターの上の水玉模様がどんどん増える。
……『男の子』が泣くのを初めて見た。
「……ごめん。
こんなことしてる場合じゃないってのは、分かってるんだけど……」
じわり、と私の視界も滲む。
悔しさ、怒り、悲しさ、辛さ……いろんなものが重なって、息苦しい。
気がつけば、私の頬にも涙が流れていた。
見れば、深樹斗も。
平静に見える倫生も、目が赤くなっている。