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私は待ってるつもりだったけれど、倫生に促されて部屋から出た。
「あいつ多分今……一人になりたいんだと思う」
真剣な目でそう言われたら、従うしかなかった。
3人で歩く、帰り道。
突然倫生が謝って、次いで私も深樹斗も誤った。
「……あいつが泣くのを、初めて見た」
「え……!?」
再び訪れた沈黙で、倫生がそう話し始めた。
「俺とあいつは、小学校入る前からの付き合いで……。
性格も合うし、何かと一緒にいたんだ。
たまに、殴り合いのケンカなんかもして」
倫生が足を止めたから、3人で近くの公園に行く。
初めて会った時のように、ベンチにタオルを敷いて座る。