好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
駅から歩いて帰る小道。



うねうねと曲がっていて歩きにくいが近道なので利用していた。



重い買い物袋をガサガサと持ち変えながら歩く…



そして…ふと前を見ると育が立っていた。



太陽が育を照らし、眩しくて前が見えない…



一瞬私の作り出した妄想かと思った…




「…うっす……」



酷く懐かしく感じる声…



「………ごめんな…」



『…育……』



育が少しづつ歩いて向かって来る…



私は育の顔を見つめる…




『…どうして?』



私の質問には答えず一歩一歩近づいて来て私と育の距離はどんどんと縮まっていく。
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