好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
無感情な声が聞こえた…



育と私は振り返る。



「…はい…そうですが…」


育が答える



その人は警官で…
何故私達が警官に話し掛けられるのかも解らなかった。



『ちょっと署までいいかな?』



言ってる意味が解らない…


何もしてないのに何故…



『じゃあ着いて来てね』



冷たく警官は言う。



歩きながら無線で『行方不明の真鍋育、由奈二名とも無事に確保…』



そう言っていた…



行方不明…?
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