賭けで動く恋

「恵実さんの言う通り、確かに私は貴女の事をよく知りません。私の言葉を信じろと言う方が無理のある事なのでしょう。
それでも好きか嫌いかの前に外見で相応しいか相応しくないかと考えられるのは腹が立ちます」

「そう…言われても……でも……」

そう言われても世の中の多くの女性は淳さんみたいないい男の隣には綺麗な女性じゃないと納得しないもので、人目を全く気にしない、なんて位神経が太くない私には、いくら好きと言われても隣に立つ自信は無い。

黙って見つめあう中、淳さんがため息を落とす。

「………まぁいいでしょう。時間はたっぷりあります」

そう言いながら私の上からどいた淳さんは震える私を起こした。

そうしてお互い少し乱れた着物を整えた時、艶然と微笑む淳さんと目が合った。

「これから4ヶ月、たっぷり可愛がって私色に染めて差し上げますよ、恵実さん」

粟立った背中は捕食者を前にした被食者の恐怖か、それともーーー
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