賭けで動く恋
「深く口づけても意識が飛ばなくなりましたね」
からかう声音の淳さんの言葉に、この2ヶ月、毎日両手両足の指じゃ足りない位キスされては恍惚としていた事を思い出して恥ずかしくて顔を横に向ける。
そのせいで露になった首筋に下から上へと舌が這って、時々きつく吸い上げられた。
「あ…あ…ぁ…」
「もう止まれませんよ。いいですか?」
顔を上げて真剣な瞳で確認する淳さんに少し目を伏せて小さく呟いた。
「………明かり、消して下さい」
私の答えにベットから下りて電気のスイッチを消してサイドテーブルのランプをつけた淳さん。
「これでいいですか」
ランプの柔らかいオレンジ色の光りに照らされる、私に覆い被さる淳さんの表情は、今まで見たことが無い位の【男】の顔だった。
その顔に下腹部が切なく震える。
淳さんの問いに頷いて返した私に、淳さんはもう1度「愛してます」と囁いてバスローブの紐をほどいた。