封印戦慄映像
直子と冬馬、陸也は浮き浮きとレンジで暖めてはテーブルに料理を並べだした。


大き目の冷蔵庫には、人数分のお皿にパスタやステーキなども用意されていた。


ドリンクのほうも充実し、ミネラルウォーター、ビールやワイン……多種のお酒が揃えられていた。


「久実ちゃん、大丈夫? 彼氏って冬馬のことだったんだね……元気出して、お酒でも飲んじゃおうか?」


茂は心配そうに覗き込んだ。私より低い身長、黒縁眼鏡、陰気臭い雰囲気。本音を言うと、あまり近寄って欲しくはなかった。


「うん、大丈夫。まだ冬馬の本心を聞いてないしね……そうだね、飲んじゃおうか」
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