あなたの孤独に気づくまで
「なにそれ!ムカツク!まりかそれでどうしたの?」
他のひとに聞かれないように、ベランダで話を聞いていた私達だったが
ちあきちゃんが大きな声を出してそう言った。
まりちゃんは
「まぁまぁ静かに。何も言わずに鞄取りに言ったよ。確かにすごいこと言われたけど、めぐちゃん気が動転してたんだろうし、なにより…」
そう言いかけて、少し黙った
「…なにより?」
思わず私は聞き返した。
「めぐちゃんの事、正直怖いと思った。美樹ちゃんが話してくれてた通り、本当に孤独で誰かを独占したくてしょうがないって感じがした。」
まりちゃんは
「悪口言いたくないんだけどね」と
呟くと私達も何も言葉が見つからなくて
沈黙の間が続いた。
「美樹ちゃん、何かあったらすぐ話してね。美樹ちゃんは優しいから、めぐちゃんがもしヒドイ言葉を言ってしまったら、そのまま受け止めちゃうでしょ?」
まりちゃんはそう言って真っ直ぐ私をみた。