あなたの孤独に気づくまで



「…めぐちゃん、言ってたなぁ。雨の空を見ると、何だかこの世の終わりのような気持ちになるって。」


由美ちゃんの言葉に私はビックリしていた。


「…それ、私にも言ってた!」


私がそう言うと


「美樹ちゃんは、本当に凄いよね。私は中学の時、親友だっためぐちゃんを助けることなんて考えてもなかった。



…本当の親友なら、とことん向き合ってどんなことも言い合えなきゃダメだね。」


由美ちゃんは私を見つめながら、そう話した。



…恵の入院した事は誰にも話してなかったが、唯一由美ちゃんだけには話していた。


本当は誰にも話さない方が良かったのかもしれない。
しかし、引っ越していった恵を、由美ちゃんもずっと心配していた。



なので、絶対誰にも話さないでね。
と、前置きして話していた。
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