四日間の絆

亮の決意

そして美雪には何も言わないことを決意した。
その後いつも通り美雪の所に戻り、普段とかわりなくするようにして話した。
美雪の事をもっと知りたいという気持ちを抑えるのに苦労した。
それにしても、相変わらずペンと紙で話している。でも、この一秒一秒を大切にしようと思った。だから、
「何かあったら手紙を書いてくれないか?」と言っておいた。
そして、亮はある計画を立てていた。
その日はその計画でいっぱいにし、美雪の事を考えないように気を紛らわして寝ることにした。
だが、眠れるはずもなく、その2時間後にやっと深い眠りについたのだった。
< 4 / 10 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop