イジワル王子と屋根の下
―…
結局それ以来私と瞬は口を聞くことなく無言のまま帰り、無言のまま夕飯を終え…それから更に一日が経ち、気付けば日時は日曜の夜11時を迎えていた。
腹立つから明日は朝ごはんもお弁当も無し!!
まぁどうせ私の料理なんてなくたってへっちゃらだろうし、私が騒がなければ静かに暮らせるだろうし…。
…あれ、
そう思うと全部、私の独りよがりだ。
私一人で騒いで、ああしよう、こうしよう、って…
瞬が拒まないから気付かなかったけど
…私って、結構迷惑…?