イジワル王子と屋根の下



そうしてコンビニでの買い物を終え、家へ向かう帰り道。





『気に入られてる証拠』





頭の中には、先程の課長さんの言葉。



(…なんて、ね)



みんなして変に勘ぐるからこっちまで気になっちゃうじゃんか!

ていうかそもそも!気に入ってるならいじめるんじゃなくてもっと違う愛情表現があるし!



…そう、だよ。

瞬は私のこと、バカにしてからかって、楽しんでるだけ。

そう。それだけ、だもん。




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