イジワル王子と屋根の下
「そいつと暮らすつもりで、この部屋を借りた」
『いいねー、このマンション』
『これだけ立地良けりゃお前もガキもラクだろ』
『ありがと、瞬』
「けど、その子供俺の子供じゃなかったんだよ」
「…?」
『…誰だ、それ』
「いきなり知らない男が家に来て、彼女が泣いてて…聞けば子供はそいつのだったと」
『…彼女と、別れてもらえませんか』
『は?』
『俺の子なんです』
『……』
「確かにほとんど避妊はしてたはずだし、たまにの一回で出来たのかと半信半疑な部分もあった」