イジワル王子と屋根の下



「もう女なんて見たくもなかったし恋愛なんてアホくせえって思ってたのに、騙されてお前みたいな奴と同居するはめになるわ、お前はお前でうるせーわ…」

「す…すみません…」





その胸の痛みは

きっと、私も知っている





「…けどま、お前がうるさくするおかげですぐに忘れられたし、女が嫌だって気持ちもすぐ落ち着いた」

「…?」

「こういう、バカで正直で…見てるだけで笑えるような奴もいるんだって、思えた」

「……」





うるさいとか、バカとか

相変わらず褒めてるんだか分からないような言葉。



けど



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