イジワル王子と屋根の下
「っ…キャー!!何で!?何で裸ー!!?」
「風呂上がりだからに決まってんだろ。つーか何?覗きか?この変態女」
「誤解!」
思わず顔を手で覆う私に、瞬は見られていらることなど気にもとめず、なんてこともないように髪を拭く。
「何をギャーギャー…いい年して男の体見て照れてんのか?」
「なっ…んなわけないでしょ!男の体くらい見慣れてるし!」
「へー…」
いや実際は元彼と弟くらいしか見たことないけど!
素直に言ってもバカにされるのは目に見えている。ならばと見栄を張る私に、彼はふっと笑ってみせた。