きみだけが好き。


「え。 なにかって何…?」


「それはメールすれば八代くんから言うかもね。 誤解されたくないだろうし」


「??」


 …なんだかさっぱりわからない…。


 未琴ちゃんはつまり、メールをしてほしいんだよね?


「うん…勇気出してメールしてみる…」


 もう初めてじゃないから、大丈夫だよね。






╼╼╼╼それから未琴ちゃんは私の家の近くまで来てくれて…ずっと話してた。









「ただいま~」


 玄関に足を踏み入れると同時に、お母さんが出てきた。



「おかえり~ 今日は遅かったじゃない。 丁度ご飯出来てるから、早く着替えてきなさい」


「うん、わかった」



╼╼╼╼トントン…



「あ、ねーちゃん」


「わっ! 雄っ びっくりしたー なに?」


 階段を上りきったすぐに雄が話しかけてきたからびっくりしたぁ…。



「借りたがってたマンガ、部屋に置いといた」


 ん? 借りたが……って、あれか!!


「ありがとーーっ やっぱりお姉ちゃん想いだね~」


 雄の頭をわしゃわしゃする。


「はァ? つかやめろっ。 飯食いにいくから」
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