相澤くんとの49日
…よくもまぁ、あんなにポンポンと嘘がつけるもんだ。
相澤くんのお母さんに、そんなことを言って、さっさと相澤くんの部屋に上がり込もうとしている長谷部くんにある意味感心してしまう私。
「あ!誠!!ちょっ、待てよ!」
さっきまでだんまりだった相澤くんも慌てた様子で長谷部くんについていってしまい、私とお母さんが2人きりになった。
「…ね、詩音ちゃん、翔真ね、たぶんあなたのこと好きだったと思うの」
「……え?」
シンミリと、そう呟く相澤くんのお母さんのあまりにも唐突な言葉に私は目を見開いて固まる。