16歳。ー10年越しの約束ー
「そうだぜ。それくらい許してもらおうぜ!」
俺もそう言って、壮太を覗き込む。
「…そうだなぁ!先生に聞いてみるよ!久々に外泊出来たら嬉しいな!」
壮太もニコニコして、そう答えた。
壮太は、夏のお盆の時に一時自宅療養した事があった。
年末年始までに大きな発作が出なければきっと大丈夫だろう。
「とりあえず、もう時間だからここまでだな!明日は楽しんできてよ!お土産待ってるから!」
ニコニコと笑いながら言う壮太の言葉で、俺と小雪は病室を後にすることになった。