君は私の太陽だ

「かず。後で、聞きたい事あるんだ！」

二人きりで、なんか？

話せるのかよー！

でも？
言ってしまったんだよな！

「あぁ…。構わないよ！」

「なんだったら！俺達席外すよ！ちょっと、海の方遊びに行くよ！」

誠先輩が、渓を引っ張って、部屋を出て行った。

旅行に来て、まずいよな？
少し、後悔したけど。

さっぱり？

した方が、よいしな！


「俺さっ！今回の旅行で、美佐ちゃんに告白したいんだ！」


「美佐に…？」


頷く俺に、かずは


「いいんじゃない？もしかして？俺の事、気を使ってた？」

笑いながら、答えるかず。
「未練あったんじゃないか？」

別れたとはいえ、同じクラスになってしまった以上、
なかなか、友達って訳？
上手くいかなくねーか？

「確かに！好きだったよ！美佐の事。二年になっても…」


「悪い。俺言い過ぎ…！」

頭の中、整理できねー！

「でも？入院してから！変わったんだよ。」

かずは、怪我した腕を見ながら！

「お守り効果！効いたんだ！俺の中に！」

「智美ちゃんか？」

かずが？
笑いながら、お守りを…。俺に、見せた。

「彼女が、俺を守ってくれた！」