この未来を壊して下さい。【完】
次々と出て来る彼らはみんな驚いている。
まぁ、カラフル頭がみんな机に向かって一生懸命だったら、そういう反応になるよね。
「あ、弁当の順番決めしてたんスよ。」
ほら、っと下っ端の一人が自分の絵を見せている。
「へぇ~なかなかいいじゃん。
って、姫羅ちゃん、ちょっと話があるから上がってきて」
あ、私呼ばれた。
さっきの絶対、絵に興味なかったでしょ。
そう思いながら、さっきの不良君を見ると、
「......」
超喜んでる。
チラッとでも、自分の絵を見てもらえたのが嬉しいらしい。