7分の1のスキ。
「あ、ごめんなさい。勝手に会話入っちゃって…」
麻衣の方をみるとポカンとした顔をしていた。
「えーと……なんのご用件で?」
麻衣が口を開く。
少し戸惑っている模様。
「いきなりでごめんなさいなんだけど……あたしもカラオケ行きたいなーって……」
「なん…で?」
しばらく喋っていなかったので少し掠れてしまったあたしの声。
「エリカね、あんまりそーゆーの行った事なくて…」
「だから、行ってみたいんだぁ」
口に手を当てて、えへっと笑うエリカちゃん。
今時こんな笑い方をすると少し変だけど、エリカちゃんには異様に似合っていた。
「ね?…お願いっ」
ぱちん、とエリカちゃんの両手の合わさる音がする。
「え……と…。…あっ、ちょ…三木ーーーーっ」