ごめんね・・・

怪我

みんなが楽しんだ文化祭も終わり、今度は県総体の練習に必死になっていた
私は初の県総体だからすごく楽しみにしていた
しかし、私に思いがけないことが起こった
それは・・・
私は習い事で右ひざを怪我しまったため、右ひざは包帯でぐるぐるに巻かれていた
練習は県総体ぎりぎりまでできない
それに、右ひざは県総体までには完治しないそうだ
接骨院の先生には県総体に出場するのはすすめられなかった
「先生、少しだけでも練習してもダメですか?」
「ダメ。今、少しでも運動したら、おさらが割れるよ?」
「・・・っ」
「そうなったら、ずっと運動できないよ?それでもいいなら、していいよ?」
「・・・分かりました・・・安静にしておきます・・・」
私は、運動をすることが大好きで、大好きなことはやめたくない
なので、先生に従った
・・・が!私は先生に言うことに従ったのは、たったの2日www
友達と校内をうろちょろしていた

ある日、トイレに行って教室に帰っていたとき、隣のクラスのドアが開いた
そこから出てきたのは、岳瑛だった
「あっ・・・あの・・・」
「ん?」
「ひざ大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ!全然動けるしwww」
「良かったね!・・・県総体に出れるの?」
「うん、出れるというか・・・出るねwww無理にでも出るよwww」
「何でそこまでして出るの?」
「今後一切、県総体に出れないような感じがしてねwww」
「ふ~ん・・・気をつけてね?」
「うん!ありがとう!バイバイ」
「っ!////バイバイ////」
私は心配してくれて嬉しかった
私は本心でありがとうとお礼を言った
そうしたら、岳瑛は顔を真っ赤にしてバイバイと言ってくれた
~なんであんなに顔が真っ赤なんだろう?・・・~
私は不思議に思ったことと・・・
~顔真っ赤にして、可愛いwww~
と思っていたwww
私はなぜ顔を真っ赤にしていたかは、あとから分かった


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