ごめんね・・・
文化祭本番、私たちの学年の発表は何とか終了した
みんな楽しく発表してた
全学年の発表が終わり、高校生の出し物を友達と一緒に回った
友達の侑加,愛華,真由,優花、そして、男子の友達、中家君と一緒に回った
女子の4人は中家君と話したことがあまりなかったため、江理が中家君の相手役だった
「中家君、どこか行きたいところある?」
「・・・フルフル」
中家君は首を振った
愛華たちが
「中家君、一緒に飲み物買おう?」
「・・・」
中家君は無言で引いていた
女子は、「引かれちゃった~」とか言いながら、先々と行こうとしていた
私は
「中家君、行こう?」
「・・・」
中家君は、ずっと黙っていた
「行かないの?一緒に行こう?」
私はそう言って、中家君の手首を無理やりにしちゃったけど、手首を持って女子のところに連れて行った

中庭に出て、女子が食べ物を買おうとしていた
私は中家君と一緒に女子たちを待っていた
中家君と一緒に喋っていて、そのときにどこからか誰かの視線を感じた
校舎の2階を見ると、そこにはまたもや岳瑛がいた
岳瑛は、江理と中家君を見てヒューヒューと言っていた
私と中家君はそんなことを言われて、お互い恥ずかしがっていた
~なんで中家君がいる前でそんなことを言うかな!?今でも気まずいのに、もっと気まずくなるじゃん!!~
私は岳瑛のことを睨んだ
何で雰囲気を感じないかな?
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