マー君(原作)
「い、いやああああああああああああー!」

声が枯れるまで叫んだ。

それでもこの絶対的恐怖から逃れられなかった。

逃げようとしても、叫ぶだけで精一杯だった。

そして−−。

雫は見た。

見てしまった。

その叫び声に反応したかのうように、こっちを向いている綾が不気味に微笑み、口を開くのを。

「メールを止めたら、死ぬ」

その言葉を最後に、雫は視界が暗くなり、何も見えなくなってしまった。
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