マー君(原作)
マー君に殺されない−−それはマー君が実在しない、その存在自体を否定できる。

どちらにしろ、これは賭けだ。生きるか、死ぬか、私に損はない。

太陽はいつにもなく眩しく地上を照らしていた。今日も残暑による蒸し暑さに人々が苦しめられるだろう。

しかし、勝田だけは違った。その日差しを存分に受け、光合成をしているかのように活き活きしていた。

人生で始めて生きていると実感した時だった。
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